淡い静けさが降り立つ 真夜中の底で一人立つ
まどろみは遠く 薄れゆく足跡 煙越しに眺めた
わずかに残る 痛みを抱き
瞼の裏側に 刹那の果てに 浮かぶ情景を探し求め
夜明けと共に 明日と呼んでいた今日を歩き越えてゆく
落ちない泥を その羽に付けたままで眠る鳥達に
白む空が微笑み注ぐ
瞼の裏側に 刹那の果てに 浮かぶ情景を探し求め
夜明けと共に 明日と呼んでいた今日を歩き越えてゆく
止まぬ耳鳴りに 惑わされぬように 痛みを抱く
瞼の裏側に 刹那の果てに 浮かぶ情景を探し求め
夜明けと共に 明日と呼んでいた今日を歩き越えてゆく